アイマスから見るジェンダー論
こんばんは。ガノンドロフです。
皆さんは男らしさ、女らしさって何で決まると思いますか?
私がぱっと考える男らしさの塊はグレンラガンのカミナが出てきます。
女らしさはすぐ出てこないですが、とりあえず王道で言うなら雪歩とか春香ですかね。
何で決まるかは正直人によるので、わからないという人は多いのではないのでしょうか。
今回は、その男らしさ、女らしさというある意味タブー視されやすいジェンダー論を無学の人間が切り込んでいこうと思います。個人的意見なのでもし気を悪くする方がいらしたらすいません。(ぶっちゃけた話、「男らしさ」とか言っている時点でもう人権団体から訴えられそうなのですが)
外見的特徴で「らしさ」を考えるのは違う
この現代社会において、性別という観点で人をはかるのは難しくなってきたと思います。
中性的な人がメディアに出ることも増えましたし、LGBTの方の存在を多くの人が知り、受容出来る社会に少しずつなってきていると思います。
そんな中、皆さんがぱっと思い浮かんだ「らしさ」って、ステイタスが多くないですか?例えば、~ができる(料理が上手、スポーツができるなど)または身長が高い(低い)など。
もしくは、外面的性格(人を引っ張っていける、引っ込み思案である など)
外面的性格と内面的性格について先に区別をしておくと、
外面的性格…周りから見える性格
内面的性格…自分の思う(もしくは理想とする)性格
の違いです。「ジョハリの窓」をご存知でしょうか
ジョハリの窓では、自分と他者の思っている姿に違う部分がある、ということを示しているんですが、外面的性格と内面的性格は一致していたり、異なっていたりします。
異なっている場合に、本来その人の持つ「らしさ」が見えてこないのではないか、ということを伝えたいのです。
というわけで、つまり「らしい」にあたるのは、いわゆる「内面的性格」なんじゃないかってことです。
分かりづらいので例を挙げていきます。
菊地真の場合
まこちんは外見が男の子みたいで、また一つ一つの行動の所作、精神性がカッコいい、いわゆる「男の子らしい」娘です。
でも本当は乙女チックな妄想いっぱいで、誰よりも白馬の王子サマにあこがれる女の子です。
(まあ正直2以降はただのかわいい女の子なんですけど)
私は、まこちんが一番「女の子らしい」といいたい!
秋月涼の場合
涼ちんといえばもうアイマスを代表する「男の娘」ですよね。
男でありながら男に告白されるような自分を変え、男らしいイケメンになる為に、一念発起して従姉である765プロアイドル秋月律子を頼ってアイドルデビューしようとする涼ちん。
まあ結局女装デビューになるわけですが。
性格は穏やかでお人好し、物腰も柔らかく、男性的なワイルドさとは全くの無縁。
ドラマCDでは女性アイドルプロフィールの掃除・料理の趣味だって言ってますしね。
オバケや怖い話が極端に苦手、流されやすい部分もあるなどヘタレな部分もあると。
そんな涼ちんもゲームの作中では「本気の男」になるために戦います。(詳しいことはディアリースターズやってください。
私は、涼ちんが一番「男の子」らしいといいたい!
まとめ
今回こんな記事にした理由は、キミ*チャンネルを歌うまこちんが可愛すぎたからと、sideMの涼くんの声がかっこよすぎて、三瓶さんの歌唱力に敬意を表したからです。
結局、今の社会では男女によって身体的適性があるようなことも、機械や知恵が解決してくれるために、現代に求められる男女像は精神的なところなのではないかと思うのです。
これによって、昔私が考えた「女装は男しかできないのだから、一番男らしい行動である」という理論は自分自身で完璧に打ち砕きました。
とはいえ、今回の記事は人それぞれというのが結論ではありますので、ぜひ「タブー視されやすいものを考え、意見を持つ」ということを皆さんもしてみてください。
また、参考として放浪息子という性の在り方に悩む少年少女たちのマンガを載せておきます。
めっちゃ面白いので、ぜひ読んでみてください。