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しっくりとゆっくりと更新しています。

風邪をひいたときに起きた不思議な話

 

こんばんは、喉がちょっと痛くてコロナを疑っちゃうガノンドロフです。

今回は短いですが、風邪をひいたときに行った不思議な病院の話をします。

 

 

大学1年生の時(2016年)に39度の熱を出した

ただの風邪だったので、家で寝てれば治ると思った次の日

39度の熱が出て非常にしんどかったので、病院に行こうと思いました。

まだ地元を出て1年目で家付近の病院を知らなかったことから、一番近いところをインターネットで調べ、向かいました。

とても古ぼけて小さい病院だったことを覚えています。「こんなところでまともに見てもらえんのかなあ」なんて思いつつ、病院に入りました。

 

そこに広がっていた光景は、まるでジブリの「千と千尋の神隠し」のような顔の良く見えないおじさんが椅子に座っており、小太りのおばさん(私服)が受付をやっているというものでした。

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↑こんなおじさん

 

診療室に通されると、そこにいたのは90歳近いよぼよぼのおじいさん。

5分ほど診察し、「風邪なので薬を出しておきます」と言われたのち、受付の椅子に戻る私。

受付で会計を済ませると、その場で薬を出されたことを鮮明に覚えています。

院内処方なんてめちゃくちゃ珍しいなと思ってその場を後にしました。

ちなみに、23区の小さい病院で院内処方をしている病院はココ以外今のところ出会ったことがありません(大学病院とかだとあったけどね)。

 

消えた病院

そのあと全快し、小さい病院で院内処方がとても珍しく感じたのでもう一度その病院をインターネットで調べようとすると、まったく外観の違う病院が出てきました。

病院名も異なっていたことを覚えています(今は名前を忘れましたが)なんだか気になったため、そこまで徒歩で向かってみました。

すると、やはり私が行った病院とは全く異なる新しくてきれいな病院になっていました。

 

あの時に行った古ぼけた病院は何だったのか

私の高熱による勘違いか、タイムスリップか、いまでも謎なままです。

 

人の感動は「物語」によると思っていた。

 

 

 

こんばんは、Youtube平均視聴時間が人間やめてるガノンドロフです。

 

 

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そんなわけで、今回はコンテンツ(創作物)への楽しみ方にいろいろあるなという話です。好きな食べ物とかではないです。

 

物語の定義

一言でいうと、人間がハマる瞬間ってそのコンテンツの物語に感動することが必須だと思っていたんですが、最近そうでもないなって思い始めました。

物語という言葉を一段掘り下げます。今回のブログでは、物語とは「コンテンツへの背景・経緯から引き出されるその演出、行動、発言」という定義とします。

 

あなたに好きなコンテンツはありますか?きっとひとつくらいはあるでしょう。

オタクなのですぐアニメを連想するんですが、いろいろなジャンルでコンテンツという枠組みは当てはまると思います。

例えばスポーツ

ラグビーは非常に人気になりましたが、あの人気を裏打ちしているものは「長い間芽が出なかったチームがついに大躍進」だったり、「これまでの日本代表選手のラグビーに対する姿勢」だと思います。

美術作品も、アーティストの経歴やその当時の歴史を知ることで感動が生まれるものだと思います。

 

私は、特にコンテンツを好きになるときこの「物語」を非常に重要視します。そのせいか、アニメは必ずシリーズの最初から見るし、ゲームは一番最初に出たものをやります。

もちろん、この「物語」を重要視するかどうかには濃淡があると思います。ただみなさんにも、「ひとめぼれしたキャラクターの背景を知ることでコンテンツへの興味を一層強めた」なんて経験があるでしょう。

 

物語軽視のコンテンツを生成する運営について

というわけでタイトルに戻るんですが、最近非常にこの物語をあまり気にしない人が増えてきたなと思いました。

良い悪いという話ではなく、人それぞれ楽しみ方は違ってよいと思うのですが、それによって引き起こされる個人的な問題としては

「運営側が物語を軽視している」

ということです。

 

物語がない・軽視しているコンテンツや矛盾を生じさせるコンテンツを楽しめないタイプの人は私以外にもいると思いますが、私のような人からすると運営の姿勢が変化することは「既存のコンテンツを楽しみ続けることができない」もしくは「新規コンテンツへの興味がなくなる」ことになります。

 

あくまで運営の決定がコンテンツのすべてなので、それをバッシングする気はないですが、これを「オタクから卒業する時期が来た」とみなすのかそれとも「運営によるコンテンツの破壊だ」とみなすのか。

 

今日はここまでにします。

京都旅行のピンチケ旅に失敗した話

こんばんは、ガノンドロフです。

ちょっと長いツイート感覚で見ていただけたらと思います。

 

2週間ほど前、クラスの友人二人と京都へ旅行に行ってきました。

元々「安い旅行いけるぜ!」と聞いておりプランニングをすべて任せていました。

その結果散々な目にあい「あーこいつらとは根本的に合わないんだな」と感じたのでそのことを話します。

 

京都旅行の企画は、友人の「祖父母の家が京都にあるぞ」という一言から始まりました。

「宿タダならええやん、いったれ」との思いしかなかったので、大して調べもせずに京都に向かったわけです。交通手段はLCCと深夜バスという感じでまあピンチケ旅行だったんですが、この時にはまだ、ここまで酷い旅行になるとは思いもしていませんでした。

ポイント1 見たい観光地を一つも考えてきていない

LCCの機内で聞いてめまいがしました。例えるなら一曲も知らずにライブ行くようなもんです。現地ついてからも一切調べる気もない。

ポイント2 家が遠すぎる

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電車で行くとマジで3時間くらいかかりました。
京都駅から74㎞の位置にある家は宿にはならんやろと。

交通費だけで片道2000円、もう宿泊まれるやろと。

そのことを伝えられていなかった私と友人は、駅から1時間弱キャスターをひきながら山道を登る羽目になりました。

ちなみに家のトイレはボットン便所でした。

 

ポイント3 レンタカーを使うも協力する気が一切ない

「もう山道を登りたくないよな」ということでレンタカーを借りたのですが、まず運転できるのが私だけで、他全員免許を持ってませんでした。

2日目、私が提案した嵐山へ向かおうという話になった道中、友人は爆睡をかましました。いやタクシーじゃねえんだぞ。

ちなみに帰りも酒を飲んで爆睡。私は山道を一人で運転していました。

 

ポイント4 当て逃げされる

もはや神に見捨てられているとしか言いようがありません。

最終日の朝車を見ると、さすがに無視できないようなえげつない傷ができていました。

レンタカー屋と警察に連絡し、話を聞いてみると「夜間駐車中の当て逃げだろう」とのことでした。

修理代は保険がおりましたが営業損失代で2万失いました。

みんなレンタカーを借りるときは事故らない自信があってもフルセットにするんだぞ。

 

ポイント5 京都旅行の締めにカラオケに連れていかれる

京都旅行でおみやげを買ったのち、2時間ほど余裕があったので「深夜バスまでちょっと京都駅のお店でのんびりしようかな」などと考えていた私がアホでした。

「カラオケ行くぞ」と。

いやカラオケは好きだけどさ、それ、東京で行けるやん。

こうして、夜のチョイ高めのカラオケに連れていかれました。

 

 

安く済む旅だったはずが、想定外の出費をことごとく受ける上にそこまで満足もできないという安物買いの銭失いを地で行く旅行でした。2泊3日で40000円……

 

そして、これ読んだ人の中にはまあそれくらいよくあるだろうって思う人もいると私は予測してます。旅行って交通手段とか、旅のスタイルとか、宿とか、いろんなところにその人の重点を置きたい価値観が見えてくるんですよね。

私は今回挙げた5つのポイント、あー私もそれはひどいと思うよっていう人は、ぜひ旅行に行きましょう。そして、もし旅行にこれから行く場合は、相手がどういうタイプか見極めてから行きましょうね。

P.S. 旅行中友人に貸した6700円が返ってきません、助けてください。

 

 

性格診断で二重人格が判明した話

こんばんは、夏休み以来のニート生活を満喫しているガノンドロフです。

今日はニートが高まったのでブログを書いています。クオリティは気にしないで下さい。

 

二重人格が判明したのは、1年前の5月ごろ。私があるセミナーに通っていた時に、性格診断の研究をしており企業がそのデータを利用できるよう監修しているという触れ込みのおじさんの講演を聞いている際に露になりました。

 

その性格診断がこれ、皆さんもやってみてください。

www.16personalities.com

けっこう当たるらしいです。セミナー参加者40人ほどでやりましたが、皆さん納得していらっしゃいました。

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これはホグワーツの寮別にしたものらしいのですが、このマスが近い人とは仲良くなりやすいらしいです。

その中で、私はセミナー用にこれを事前に受けてきたのですが、ISFJ(守護者・擁護者)と診断されました。確かにそういう部分もあるなあと思いながら見ていたのですが、「これ俺の本心というより、セミナーで見せている対外的な自分だな」と気づき、やり直してみました。

すると、INTJ(評論家・建築家)と診断され、こちらはこちらで自分が良く当てはまっているなと思いました。

 

さて、私はこの乖離について、セミナー中に研究しているおじさんに聞いてみることにしました。

そこで言われたことは

「大きく性格が乖離していることはかなり珍しいし、この二つは人格として両立するものではないよ」

 

というわけで、おじさん含めセミナーの方々全員に人格を隠して生きているやべーやつ扱いをされることとなりました。

このセミナーは社会人も学生も混同して参加しているものなんですが、基本前を向いて生きている真性の陽キャが多いです。社会人は名だたる大企業のおじさんから若者、学生は生徒会とラグビー部を兼任しているなどなど。(ちなみに、ポカポンタスみたいな女性も結構多かったです、いい意味でね。)

 

そんなわけで、この性格診断でもES○○(外交的で感情的な人)が多く、INTJという正反対の私が格好の的にされたことは自明でした。

 

 

ここからは自分の推測で二重人格が生まれた理由について述べたいと思います。

私は小学生の時、くそ田舎の地元の中ではかなり頭の良いほうで、問題が解けないとブチギレるヒステリックBBAが担任だったこともあり非常に学校内のカーストが高かったです。みんながわからない問題を解いてあげていたことで、小学生にして頭のいい奴が人気になるという謎の現象が起きていました。

中学生にあがり、私は某私立に進学するわけですが、ここで頭の平均レベルがえげつなく上がりました。というか地元がバカすぎただけなんですけどね。また、中学で運動ができるやつが人気になったこともあり、ここで、「頭も良くなければ運動もできない私」が人気になるわけがありませんでした。

しかしながら、小学生の時の成功体験に酔いしれている私は、人気者になれると勘違いしたんですね。そのあとの惨劇については割愛しますが、いろいろあってその自信はへし折れ、「人に合わせること、人がいやな気持になる可能性のあることは絶対にしないこと」を頭の中に叩き込んで中高時代を過ごしました。

この経験から、INTJという個性のカタマリ(一歩間違えればハグレモノになる性格)は、ISFJという社会に迎合した人間の仮面をかぶって生活していくこととなったのでしょう。

以下、INTJ(建築家)とISFJ(擁護者)の比較になります。

擁護者の「個々の気質を否定している」ってとこ、すごい皮肉ですよね。

 

“建築家”型の性格

この上なく孤独、そして最も希少で戦略に長けている性格タイプのひとつで、建築家型の人達自身、これをすべて痛いほど感じています。全人口のわずか2%を占めていて、特に女性が珍しく、全人口のたった0.8%です。自分と同じ考えを持ち、その飽くなき知的追求心や、まるでチェス試合のような駆け引きについていける人を見つけるのに苦労することが多いのです。想像力が豊かな一方で決断力があり、野心に溢れている反面、引っ込み思案で、驚くほど好奇心がありますが、エネルギーを浪費しません。

 

“擁護者”型の性格

擁護者型の人達は、非常にユニークで、性格特性の多くが個々の気質を否定しています。道理型の気質があるにもかかわらず、素晴らしい分析力を持ち、内向型なのに、優れた対人能力があり他人と強い絆を築き、計画型であるにもかかわらず、変更や新しいアイデアをよく受け入れます。このように非常に多くの事柄があり、擁護者型は個々の部分の総和以上の力を発揮します。擁護者型の人達はこのようにして彼ら自身を定義付ける長所を活かしているのです。

全人口の13%近くを占め、これほど大部分を占めるのに良い性格タイプはなかなかありません。伝統の最良の部分を生かし、良いことをしたいと強く願い、医学や学術、社会慈善活動など、長年にわたり培われてきた歴史ある分野で活躍しています。

 

ガルパン聖地・大洗のヒットを科学する!


こんばんは、ガノンドロフです。
今回は、ガルパンの聖地である大洗がここまで人気を博している理由について、私なりに分析したいと思います。個人的見解が強く入ります。

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まずは、大洗とガルパンについて説明したいと思います。

大洗…茨城県にあるガルパンの聖地。
個人的には うまい!安い!エモい!の3コンボが強すぎて毎年2回以上通っている。

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ガルパン県立大洗女子学園に通う主人公・西住みほが、戦車道を通して仲間の大切さを学ぶおはなし。美少女アニメと思いきやバチバチに熱い。神アニメ。

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「戦車道」とは、華道や茶道と並ぶ一大文化。戦車を乗るのは女性で、乗りこなすことは強く美しい女性としてのステータスとなる。しかしながら、(みほの生きる)現代では廃れ始めていることが描写される。

 

人気アニメの聖地にオタクが足を運ぶことは、自明なので割愛します。
今回は、なぜ大洗が他の人気アニメ聖地よりもここまで著しく栄えるようになったかを考えたいと思います。

ちなみに、大洗の人気について
移住する人が多数いるほどです。大洗シーサイドホテルのホテルマンの方とお話しした時、その方は東京から大洗に移住して現職についていると仰っていました。

 

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では、考えていきましょう。
結論から言うと、3つの特徴が大洗を人気にさせたと考えています。

A アニメと大洗の関連性が非常に高い。

B 大洗に潜在的観光資源が多い。

C 地元の協力が他のアニメに比べ大々的

 

今回は、この強みをもとに、旅行や移住等、聖地に訪れることを決定づける段階に沿って理由を考えていきたいと思います。


段階は4つあり


大洗を知る・興味を持つ
大洗に行きたいと思う
実際に行動に移す
また行きたいと思う
 

です。

 

 

まずは、「大洗を知る・興味を持つ」ことから


重要度★★★☆☆
ここでは、大洗という地名がダイレクトに出ていることが特筆事項としてあげられます。
他の人気アニメでは、聖地が分散している、または聖地が不明瞭であることが多いです。
一つの街「大洗」について簡単に知ることができるのは、最初の段階をクリアしていると考えて良いでしょう。
ここは、Aの強みが該当します。

 

次に、「行きたいと思う」ことについて


重要度★☆☆☆☆
初めて大洗に行く場合、魅力的に感じることは、あくまでガルパンおじさんからすると「ガルパンの魅力」にすぎません。
この部分に関しては、他のアニメとあまり違いがありませんので、重要度は低いと考えて良いでしょう。

 

3番目、「実際に行動に移す」ことについて


重要度★★★★☆
茨城県に位置する大洗は、非常に交通の便が良く、海と山に囲まれる恵まれた環境です。
首都圏からなら日帰り旅行が可能で、ツーリングをするおじさんたちも多く見受けられます。

元々ある程度観光地としての立地であることから、宿泊施設も充実しています。
交通・宿泊にお金や時間がかからず、観光地としての神社や海岸、水族館や展望台に港などいわゆる田舎の聖地には珍しい、非常に多くの資源が揃っているのです。
そういった意味で、行動に移す際のハードルが低く、魅力的に映る部分は多いと考えられるでしょう。

つまり、今まで行かなかった理由は 突出した魅力がない平均的な「良い街」だったから ということになります。
ここは、Bの強みが該当します。

 
最後に、「また行きたいと思う」について


重要度★★★★★

オタクはSNSをよく使います。
つまり、口コミの情報拡散力が他の観光客との比ではないということです。
また行きたいと思うリピーターの存在が、新規のお客さんを増やしていく構図を作り上げています。
上記に挙げた観光資源の多さが、ガルパンへ協力的な地元の方々によって、相乗効果をもたらしています。
私がよく行く焼肉屋さんでは、焼肉がうまい!安い!のところも確かに素晴らしいのですが、それだけでなくガルパン立て看板の導入に関する裏話や、他のお客さんとのお話等を教えてくださいました。

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他のイタリアンや旅館でもこうした交流が非常に盛んに行われており、私たちオタクに対する歓迎への対応が窺えます。

特にオタクは社会から冷たい目線を毎回浴びせられているので、こうした優しい対応をされるとコロッと堕ちSNSで大絶賛します。私もしてます。

「また行きたい」と思うお客さんが多いことは、「街を大事にしよう」というお客さんも多いことにつながります。そのため、交流する、マナーを守る、お金を使う など、更に大洗とガルパンおじさんの関係性が向上していくことになります。
ここは、Cの強みが該当します。

 

 

 

こうして、大洗は聖地として、異例の人気を誇る形となったわけです。
他にも聖地が人気となったアニメはたくさんあるとは思いますが、ある程度上記に該当している部分が多いのではないでしょうか?

 

以上、ガルパン聖地・大洗のヒットを科学する!でした。

最後に

ガルパンはいいぞ

 

 

社会資本とYouTuberの話(ちょこっとアイマス)

 

こんばんは。年末年始で田舎に帰り、娯楽がないので暇しているガノンドロフです。
新年、あけましておめでとうございます。

今回は、社会資本についての話をしようと思います。
ここでの社会資本とは、環境による影響を強く受けているものを指します。

 


貧乏な家庭に生まれ育ったYさんと、有名な財閥に生まれたIさんを例にとってみましょう。

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Yさんは、基本的に自炊暮らしで、たまに連れて行ってもらえる外食に興味津々です。
海外旅行は夢のまた夢、日々の暮らしは厳しいですが、家族で楽しく過ごしています。

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Iさんは、政財界の有力者・著名人や芸術家に囲まれ、パーティーに辟易しながらも豪奢な日々を過ごしています。
海外は行きすぎて疲れてしまいました。今度は日本の田舎にでも行ってはしゃぎたいと考えています。

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そんな彼女らが、一緒に美術館のレポーターのお仕事をした時のこと……

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Y「なにかへんてこな絵がいっぱいだね!」
I「これはシュルレアリスムという芸術様式の一つね、ダリの『記憶の固執』なんてのが有名よ」

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Y「すごーい!詳しいね!伊織ちゃん!」

 

 


こんな一幕、アイマスを知っている方ならすぐに考えられるでしょう。
この知識は勉強したものというよりも、Iさんの「バックグラウンドから自然と体得した知識」だと思います。


私の経験談だと、港区出身と世田谷区出身の2人が スペインとフランスの空の綺麗さワインの種別 について語り合っていましたが、茨城県出身の女性と東京の奥多摩出身の私は黙っているしかありませんでした。だってしらないんだもん。
私の田舎では、当然そんな話出ません。皆の共通認識に絵画、酒、空?そんなものは無いです。
ちなみに、この話をしていた二人の親は医師と総合商社に務めるサラリーマンでした。

 

長くなりましたが、ここで定義する社会資本とは、知識として手に入れたのではなく、育っていたらいつのまにか身についていた教養全般を指します。


これを見るほぼ全ての人は上記の体験談を見て、「そんなん普通ねーよ」と思うかもしれませんが、私はたしかにそういった 社会資本のバケモノたち の集まりを目の当たりにしました。
生きる世界によっては、社会資本の必要性があるのです。それが皆の共通認識だから。

 

この社会資本、割と収入に比例する傾向があります。ただ、今日のインターネット社会はそうした構造社会を破壊する存在が現れているので、それについて考えていきたいと思います。その存在の最たるものは、YouTuberです。

 


【シバター監修MV】俺たち金持ちYouTuber/カルxピン(11thシングル)


出典;YouTube


この動画、ヒカルの動画で曲は結構好きなのですが、一度視聴するとわかる「成金感」
これは「成金感」を狙っていることはわかった上で、私は社会資本の不足という要素を感じざるを得ませんでした。


キャビア
フォアグラ
うなぎ
シャトーブリアン

毎日食べても、金余るのさ
(歌詞抜粋)

 

ここに有名なビンテージワインは出てきません。
車に関してもポルシェとベンツ。他ありません。


社会資本が無いせいで、お金の使い方がわからないのです。

 

 

私もそうですが、みんな「いま宝くじ当たったらどうする?」という問いにキチンと答えることはできないでしょう。
お金は、稼ぎ方もそうですが、使い方も相応に勉強しなければわからないのです。


これから、外面的・社会的ステータスを必要とされていく世の中で、社会資本を相応に身につけた社会人は少なくなっていくでしょう。

それでも、後天的にでもいいから、社会資本を得る努力をしていきたいものです(新年の一念発起も兼ねてね)。

この動画のようなみっともなさを晒すことになってしまいそうなので。

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「近頃の若いもんは〜」な人たちの話

お久しぶりです。

資格試験や就活準備等で中々更新できないガノンドロフです。

今回は、最近社会人と沢山あってきたので20歳から見た中高年の考え方を自分なりに解釈しようと思います。

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「近頃の若者は〜、若いもんは〜」ってフレーズ、なんとなく耳にしますよね

まあこのまんま言ってることはほぼないと思いますが、当たらずとも遠からず、だいたい私たちが思う中高年の若者に対する意識ってこんなもんだと思います。

ただこれって、自分で歩みを止めた人たちの思考なんですよね

 

 

 

私は職歴等で判断するタイプの人間ではありませんが、一度元マッキンゼーのIT批評家の方にお会いすることができました。

これまた年収で判断する気もないんですが、その方時給5万で仕事するにも関わらず(本当は5万だと安すぎと驚かれると言っていましたが)、色々とあって土下座していました。

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それも別に土下座する必要なかったので、正直「この人演劇の方かな?」と最初思ってました(大げさだなぁって感じで)。

年収で判断する気は無いと言いましたが、結局年収って社会に与える付加価値で判断されるわけで、基本的には年収=その人の市場価値だと思うんです。

時給5万貰える人で土下座出来る人はそうそういないと思います。私はこの方しか知りません。

 

 

話を戻しますが、土下座できるっていうことは「自分の非をポーズとして表現できる」ってことだと思います。

中高年の方に多いのは、「謝罪ができない」「自分より立場の低い人から学びを吸収できない」ことだと思います。

結局「近頃の若いもんは〜」という言葉は、自分より立場の低い(年齢の低い)人たちの一側面で判断しているわけです。

ただ実際、中高年が働いていた時より労働条件は格段に良くなり、娯楽も増え、昔よりも生産活動<消費活動になったと思います。

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中高年からすれば、そりゃ「近頃の若いもんは〜」となります、わからない話ではありません。

しかし、その「近頃の若いもん」は傾向として、そんな発言をする中高年より電子機器に強いし、子どもにもお年寄りにも女性にも優しいでしょう。

若者は冷めてるなんて言われますが、熱いときゃバチバチに熱い時だってあります。

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どちらが現代に即しているかという話になってくると思います。

IT批評家の方はもちろん、私の周囲にいた30から40代の社会人は皆口を揃えて「学生の意見が知れて嬉しい」と言っています。

これは結局、自分が社会でまだ成長する気があるかどうかに尽きるんじゃないんでしょうか。

年齢が経とうとも、上の世代からしか吸収できないなら成長は頭打ちです。

ぜひ変化を受け入れる勇気と、適応する力を「近頃の若いもん」の私たちは1人でも多く残していきたいですね。